企業内・院内保育所運営の関連情報

企業主導型保育施設設置促進助成金

東京都及び(公財)東京しごと財団は子育てを行いながら働く方の職場環境をよりよくする事業主を支援する為に、企業主導型保育施設の東京都内での開設にあたり、国の助成対象とならない備品の購
入経費に対し、定員に応じて最大 300 万円まで助成する独自の支援制度が実施されました。

1、企業主導型保育施設設置促進助成金について

東京都内にて内閣府が主体で行う企業主導型保育事業による保育施設の整備に取り組む企業様に対してその開設に必要となる備品等の購入経費を(公財)東京しごと財団が助成する制度です。

2、助成事業者

企業主導型保育施設設置促進助成金を受ける事の出来る事業者はる企業主導型保育事業(整備費)の助成決定を受け、東京都内に企業内保育所を設置する事業者のうち、以下のすべてを満たしている事業者が対象となります。

  • 東京都監理団体でないこと。
  • 申請時から起算して過去5年間に重大な法令違反等がないこと。
  • 都税の未納がないこと。
  • 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に規定する風俗営業、性風俗関連特殊
    営業、接客業務受託営業及びこれらに類する事業を行っていないこと。
  • 東京都暴力団排除条例に規定する暴力団関係者等でないこと。
3、助成対象経費

助成対象となる経費は企業内保育所を運営するにあたり、開設時に必要となる備品が対象となります。

備品の例

  • 事故防止に資する備品(安全柵、室内用安全マット、防犯カメラ 等)
  • 保育室等において使用する室内遊具(すべり台、クッション遊具、玩具 等)
  • その他保育活動に必要な備品
    什器類(テーブル、イス、ベビーベッド)、厨房用品類(調理器具、冷蔵庫) 等
4、助成限度額・助成率

助成金の限度額は設置する保育施設の定員数によって、異なります。
また、多摩産材製の備品を購入した場合には、通常の助成額に、多摩産材製備品購入による上乗せ額を加えた額が上限となります。

設置する保育施設の
定員数
通常の助成限度額 多摩産材製備品購入
による上乗せ限度額
助成率
20 名以下 100 万円 30 万円 10/10
21~30 名 120 万円 36 万円
31~40 名 130 万円 39 万円
41~70 名 190 万円 57 万円
71 名以上 230 万円 70 万円
5、多摩産材製の備品とは?

多摩産材製の備品とは、多摩地域で生育し、厳正に管理された森林から生産された木材のうち多摩産材認証協議会によって産地証明された「認証材」を加工して制作されたテーブル等の備品を使用して制作された備品をのことです。

まとめ

今回の企業内保育に関する助成金は、東京都内での開設にあたり、国の助成対象とならない備品が対象となります。
更に多摩産材製品の購入を促す事で製品を購入する側とされる側の相互にメリットのある制度と言えます。
院内保育に関する助成金について「もっと詳しく知りたい」「申請手続きを代行してほしい」といった お客様はぜひ一度メディフェアまでお問い合わせください。
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今回紹介した助成金の算出方法は改訂もございますのでご注意ください。

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