企業内・院内保育所運営の関連情報
企業内保育所に関する助成金の種類について
事業所内保育所を開設・運営する上で大きな手助けとなる助成金 今回はその助成金の種類とその違いについて紹介して行きたいと思います。
助成金の種類について
現在企業内で運営される保育所で受ける事のできる助成金には以下2種類の助成金があります。
1、企業主導型保育事業の助成金
2、地域型保育事業の助成金
それぞれの助成金については事業としての目的や、助成金交付の条件が異なります。
企業主導型保育事業と地域型保育事業について
企業主導型保育事業とは内閣府が掲げる、企業内保育事業を中心に様々な職種の勤務形態に対応できる保育サービスを作り上げ、保育の受け皿を40万人から50万人に増やす事で仕事と子育てとの両立ができる社会を目指す為の取り組みです。
地域型保育事業とは平成27年4月施行された「子ども・子育て支援新制度」により、認定こども園、幼稚園、保育所の3種類の保育施設の他に、0から2歳児の保育の受け皿を増やす為に地域の事業所内保育所を利用するという取り組みです。
企業主導型保育事業と地域型保育事業の助成金の違いについて
企業主導型保育事業と地域型保育事業の助成金は「助成金を交付する管轄」と「助成金の対象となる条件」が異なります。
●助成金を交付する管轄の違いについて
企業主導型保育事業の助成金は内閣府が主体となっている事業なので、国から助成金が交付され、 地域型保育事業の助成金は各自治体から交付されます。
●助成金の対象となる条件の違いについて
企業主導型保育事業は従業員の方のお子様を中心にお預かりをしながら、空き定員を設置者の裁量で地域に提供することが可能です。一方で地域型保育事業は従業員枠に加え、定員に対してある一定の地域枠を設定することが必須条件です。
●運営方法の違いについて
企業主導型保育事業は保育施設を複数事業者の従業員が利用でき、その運営を保育事業者に委託することが可能です。地域型保育事業はあくまでも認可保育施設として設置者が運営を行う必要があります。
まとめ
事業所ごとに異なる働き方により対応し、複数の事業主が本業に専念しつつ従業員確保を目的とした保育所の運営を行うことを可能にするのが企業主導型保育事業、一方で地域枠の設定義務があり、設置者が単体で保育所の運営を行うことが求められるのが地域型保育事業ということになります。
事業所内保育所の助成金について「もっと詳しく知りたい」「申請手続きを代行してほしい」といった お客様はぜひ一度メディフェアまでお問い合わせください。
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投稿日:2017/07/07
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